2025年8月

2025年8月

季夏の候となりました。
「珈琲のある生活。」をお過ごしですか?
“毎月楽しみにしています”とは、数少なしお客さま。
いろいろと頭を捻っては、前月末となってギリギリに仕上げる、ゆーあのご挨拶です。
そのほか、ほぼ毎日SNSなんかに投稿もしていますが、
なかなか文章が上達するどころか、衰退している感じ(泣)。
そんな僕の最大のライバルは、小学時代の僕。
あのころの僕は、感受性やら表現力やらが豊かだったのでしょう。
想いのままに書いた作文が大ウケで、結構な賞をいくつか受賞しました。
夏休みの宿題で選んだ小説は『十五少年漂流記』。
すっかりのめり込み、まるで少年のリーダーになったかの気持ちで読みました。
完読の後、すぐにとりかかった感想文。
これが僕にとってマックスの作品です。
“マックス”と言ったからには、そこからが下り坂。
六すっぱ本も読まなければ、国語の授業もおざなりで成績も上がるハズもない。
先月、珈琲豆をお求めがてら、喫茶を過ごす馴染みの紳士より、
”これ、面白いよ”とお借りした小説は、『犬物語/ジャック・ロンドン著』。
言葉のとおり、”面白い!!”。
ざっくり、あらすじはゴールドラッシュの時代に、生きた犬たちの冒険ものですが、
彼らは大きな岐路に立たされるたびに、ことごとく僕とは反する道を選びます。
今の僕には、”面白い!!”の感想のみ。
つい、『十五少年漂流記』の感想文を書き終えた後の僕にぜひ読ませたら、
どんな感想文を書くだろうか気になりました。
えっ、ようやく夏休みの宿題をひとつ完了させたところで、読みたくないだと!?…。
なるほど、だから今の僕がいる(苦笑)。


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