向夏のご挨拶

2025年5月

向夏の候となりました。
「珈琲のある生活。」をお過ごしですか?
小荷物をお届けのドライバーは、あまりに気さくなので最初から気が和みました。
”喫茶に寄ってもいいのかな”に、答えがNoという文字はありません。
朝の空いた短い時間をゆーあで過ごす日が増したころ、
”おうちでも珈琲を淹れたいな”ということで、
カップオンのドリップと珈琲豆をセットにしてお持ち帰りいただきました。
そして、本格的に珈琲を淹れる新たな日を迎えた数日後に、
”今日はセットを5つ持って帰るわ”。
彼は親しい仲間に、そしてお近づきのしるしにも、
ゆーあの珈琲豆をプレゼントとして選んでもらえました(嬉)。
喫茶に寄っては、”今日は3つ”、”今日は4つ”。
やがて、”今日はこんだけ”と、手ゆびで数字を示すように。
それは、昨年の秋まで当たり前のようにつづいていました…。
花の便りが届きはじめた3月上旬の日曜の昼に、4カ月ぶりのご来店(驚)。
前と変わらない相好に安堵するも、
聞けば、配達中にめまいが起こり、危険を感じて離職したとのことでした。
愛する伴侶に先立たれ、何もしない日々がなくなればと、
甥から委託の配達業務の仕事を勧められたそうです。
若かりしころ、夫婦で営む商店で頑張りに頑張って、それなりにの蓄えがある。
なので今は、”毎日深夜に寝て、起きて歯磨きするのがお昼前になってまって”。
そう言いながら、おうち用の珈琲豆とドリップのセットを求めてお帰りでした。
次は、第三、第四の『素晴らしきかな、人生』を見つけた彼を迎えよう。
願わくば。。。
仕事なり趣味なりで交流を深めた仲間への贈りものを求めてもらいたい(苦笑)。
そこのところも商売上、結構大切(笑)。


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