2024年12月
歳晩の候となりました。
「珈琲のある生活。」をお過ごしですか?
“とにもかくにも、地球の裏側に気をつけて行ってらっしゃい”。
WebShopで珈琲豆の注文があったのは、先月中旬のこと。
ご注文の主は横浜在住なのに、送り先は北海道の阿寒湖にあるカフェでした。
焙煎したての珈琲豆を梱包して発送の準備は完了。
発送前に不備が見つかり電話で連絡したところ、元気な声の応答あり。
手短かに要件を伝えたところで、”実は私、ペルーへ行くんですよ(笑)”。
聞かされた僕はただただ、ええええええー!?って驚くばかり。
そして返した言葉が、“地球の裏側に気をつけて、行ってらっしゃい”です。
翌日届いたメールで事の次第がようやく判明しました。
彼女の注文した珈琲豆は、ペルー G1 サン・イグナシオ。
G1はグレードで、イグナシオは産地です。
「イグナシオ」「コーヒー」をキーワードに検索するとゆーあがヒット。
彼女はJICA海外協力隊としてペルーのイグナシオへ出立する前に、
阿寒湖にある大好きなご夫婦が営むカフェへと立ち寄って、
赴任先の珈琲を喫茶の時間で楽しむために、珈琲豆を注文したのでした。
海外協力隊としての活動は、林業・森林保全。
お会いしたことがありませんが、林学のスペシャリストとして、
フル回転で活躍する様が目に浮かびます。
なんとも、彼女の人生謳歌に魅了され、清々しい気持ちになりました。
メールの文末には、「任期を終えて帰国したら、そちらにも遊びに行きます! 」。
お会いできる2年後が、楽しみで仕方ありません。
ペルーの生豆が欠品間近となりました。
ペルー G1 サン・イグナシオ1袋を再注文したばかりです。
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