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2023年11月

2023年11月

晩秋の候となりました。
「珈琲のある生活。」をお過ごしですか? 突然ですが、
小さいころに昆虫採集をした思い出はありませんか。
少年時代の僕は、近くの原っぱで蝉や飛蝗、蜻蛉なんかを捕まえたもの。
喫茶後、珈琲豆を求めてお帰りの黄昏紳士も同じ思い出のある仲間でした。
おっと、訂正。
彼の昆虫採集は子どものころからずーっと継続しています。
夏休み、お兄ちゃんの代わりに課題研究で蝶の標本をつくったところ、 なんと最優秀作品に選ばれてしまったのだとか。
それがきっかけで昆虫、とりわけ蝶を採集して標本を作っているんですって。
この前は、奥飛騨までチョウを追いかけていったと聞きました。
ちなみに温泉には浸からず帰ったのだそう(笑)。
この辺りにいる紋白蝶や紋黄蝶、アゲハ蝶を追いかけていた僕の想い出とは まるで比例になりません。
麦わら帽子やらタモ、長靴なんかをクルマに詰め込み、いざ次は何処へ?…。
そして昆虫に興味を持った理由のひとつに、
大好きなお但ちゃんから“これ、おいしいぞ”と言われて、 何やらの大きな幼虫を焚火で焼いて食べたのもきっかけだと聞きました。
当時だからこそ許される祖父と孫の思い出でしょう。
”最初に苦いけど、後から甘さが口いっぱいに広がる”というのが彼の食レポ。
“お但ちゃんのいうとおり、おいしかった”。
たとえ、そうであったとしてもだ。
そうであっても、今日お求めのホンジュラスの珈琲との相性はどうかと。。。
否、ひょっとしたらいいのかもしれない!?…。


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