2022年5月

2022年5月
薫風渡る好季節となりました。
「珈琲のある生活。」をお過ごしですか?
『そうだ京都、行こう。』-。
たったそれだけの短いコピーで、だれもが京都へ行きたくなります。
でも、なにが目的で行くの?って、もちろん観光でしょう。
ところが、ゆーあご愛顧の淑女の目的は違っていました。
今春、彼女の愛息が京都の大学入試に見事、合格。
しっかり者の我が子が実家に忘れものがあるはずもない。
ところが、不要だからと持参しなかったパソコンを”予備に使いたい”。
そんなメールをスマホに受信。
さてどうしたものか。特別急ぐこともなさそう。宅配で送るのが無難でしょ。
しかしメールを受信した日がたまたま彼女のお休みだったので、
急きょ、『そうだ京都、行こう。』-。
ついでに、少しばかり京都散策を楽しまれたかと思いきや、
そのままとんぼ返りだったんですって(驚)。
”愛息の顔を見たくて、行ったんじゃないですか”と聞けば、
“そんなことない、ない。あるはずもない(笑)”。
ここからは僕の想像です。
“ただいまー”って声の主は愛息。
あらまやだ、まさか五月病で愛息が岐阜に戻って来ちゃった?
“違う、違う。お母さん、この間はありがとう。お礼を渡したくて。 じゃあ、僕もすぐ戻るわ”
って、こちらもまさかのとんぼ返り。
お礼とは、1本の真っ赤なカーネーションじゃないかしら(笑)。