2015年11月

2012年11月
季秋の候となりました。
「珈琲のある生活。」をお過ごしですか?
美術館デビューは小学低学年のころ。
母親に連れられて、ゴトゴトと揺れる電車の乗って名古屋へ向かいます。
乗車するのはもちろんパノラマカーの最前列。
気分は運転手そのままに”次はしんいちのみやー、しんいちのみやです”。
そして名古屋駅から地下鉄に乗り継ぎ。
こちらも先頭の車両で、暗いトンネルをくぐる先をずっとみていました。
そしてアナウンスがあるや否や、見えるのは明るい光。
だんだん次の駅に近づくことになぜか心を弾ませていた気がします。
お昼は喫茶店でスパゲッティー。
鉄板に玉子を敷いたあつあつのナポリタンは衝撃的でした。
母親はフォークをくるくるまわし、
口のまわりをケチャップだらけにしてほおばる僕のことが衝撃だったのでしょう。
数日後、我が家の食器棚に鉄板皿が並んだのにはおまけの衝撃(笑)。
そうそう、本題は美術館デビューのことでした…。
母親から館内で「しーっ!!」って注意されたのが思い出のひとつです(笑)。
あれから30数年歳を重ねた僕から皆さまへ。
秋気いよいよ深まる折柄に「珈琲のある芸術鑑賞。」しませんか。
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