2012年11月

暮秋の候となりました。
「珈琲のある生活。」をお過ごしですか?

“朝一番早いのはパン屋のおじさん♪”。
いいえ。とりわけ僕の住む界隈では、牛乳屋のおじさんでしょう。
それは、眠りの浅いときしか気づきません。
ブブーンと軽トラックが我が家の前に停車。
カランカランって、空の瓶と白乳の瓶を交換する音が聞こえます。
目覚まし時計を見てみると、まだニワトリの鳴くちょいと前ですやんか…。
そんな牛乳屋のおじさんは、昼間にチリンチリンと自転車で回って集金のお仕事。
ときどき、向いのおじさんやおばさんと「珈琲のある休息。」にお越しです。
彼は、僕の年少のころからずっと名前の知らない”牛乳屋のおじさん”。
お聞きすることはありません。
僕の名前知られずも、”珈琲屋のお兄ちゃん”と呼ばれたいと想うから…。

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