2013年11月

2013年11月
向寒の候となりました。
「珈琲のある生活。」をお過ごしですか?
初めてご来店の青年が「珈琲のある休息。」
“村上春樹が好きなのですか?”。
ご注文のゆーあブレンドをおもてなしする際に、お聞きしたのは10月上旬のこと。
彼がゆっくりと頁をめくる文庫本は『海辺のカフカ』です。
“これから村上春樹を読もうと思いまして”。
そして翌週のご来店は、グァテマラをおもてなしで読書の時間をお過ごしでした。
“『流星ワゴン』おもしろかったわ”と、
馴染みのマダムが妻の愛読書をお返しがてら、「珈琲のある夕暮れ。」にお越しです。
彼女とはお気に入りの本を交換する間柄なのですが、
“数カ月前はなかなか読もうとする気がなかったけれど、
最近は読書の時間がほしくて仕方がないの。なぜかしら?”…。
僕の”秋だから”の単純明快な返答に、大笑いしたのは10月下旬のことでした。
いよいよ秋色深まる翌月です。
僕が頁を開いているのは、池波正太郎の鬼平犯科帳シリーズ。
いうまでもなく「珈琲のある読書。」です↑。
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