2作目からむちゃなことを…

随分と色あせた文庫本だこと。
著者のシリーズものは何冊も読みました。
そして、これが本棚に並んだ最後の1冊です。
ゆーあで「珈琲のある昼下がり。」を過ごす紳士よりお借りした文庫本。
『海中密輸ルートを探れ/クライブ・カッスラー著』-。
NUMAの特殊任務責任者、ダーク・ピットが大活躍するシリーズです。
2作目なので、ずーっと過去にさかのぼりました。
エーゲ海の平和な島にある米軍基地が突如、
第一次世界大戦当時の独軍複葉機に攻撃される。
近くに停泊中の調査船に赴く途中のダーク・ピットは救援信号を受けて、
旧式の飛行艇で応戦。
翌朝、偶然出会った美女の叔父の豪邸に招待された彼は、
監禁され、巨大なシェパードに襲われる。
エーゲ海を舞台に16トンもの麻薬密輸ルートの謎に挑むシリーズのはじまり。
長かった。
とにかく長かった著者のアドベンチャー。
何度も何度も主要登場人物をおさらいしました。
この人、だれだっけ?って戻ってみても見当たらないケースもあったっけな。
わずか数日で世界を駆け巡る。
ひょっとして、T.クランシーの小説もそうなのかしら(苦笑)。。。