舞台の大半がゆーあからすぐそこ↑…
『塩の街』から上空へ-。
「珈琲のある昼下がり。」の紳士よりお借りした小説を完読しました。
『空の中/有川浩著』は、彼女が描くスペクタクルエンターテインメントの第2作目です。
時代は200X年と今から数年前のこと。最初は高知県上空が舞台でした。
国産輸送機開発プロジェクトは、いよいよ”スワローテイル”を実験飛行することとなります。
2万メートルの限界高度に達したところで、機体は爆発炎上…。
またその翌月には自衛隊戦闘機2機が演習のため、
四国沖を飛行していると1機が謎の物体に接触して墜落してしまう。
戦闘機が飛び立ったのは航空自衛隊岐阜基地でした。
それは、つまり各務原市じゃないですか?
実に親しみのある土地が対策本部となって、謎の物体”白鯨”との交渉がはじまるのでした。
白鯨は高知から各務原の上空へと移動。各務原を覆いつくすに余りあります。
ということは、ゆーあ上空も白鯨がいたということになりません?
もう一度言いますが、親しみのある土地が舞台なので興奮するのは当然でしょう。
戦闘機パイロットの光稀とスワローテイル爆破事故の調査委員として基地に派遣した高己、
そして戦闘機の墜落で亡くなったパイロットの息子、瞬と幼馴染みの佳江…。
4人は白鯨との共存するのか、戦うのか葛藤するさまがメインテーマです。
否、やっぱり胸キュンな恋の行方がそうなのかもしれません。
共存か戦いか、そのいずれかが任務完了。
高己は光稀にまるで雰囲気のない基地の食堂以外で2人きりになれるか聞くシーンがあります。
親しみのある土地が舞台でしょ?
物語のつづきは、ゆーあで「珈琲のある休息。」のところからはじめるべきだと思いませんか(笑)?
でも、それはぜひともお盆明けであればありがたし。。。
○珈琲 Yu-Aは8月13日(水)から15日(金)の3日間、お盆休みです。
皆さん、ぜひぜひ「珈琲のあるお盆明け」にお越しくださいませ。
もっと高く飛ぶことを夢みるヒトは、白鯨との共存できるのでしょうか…。
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