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2018-01-20

現在もなお、宴の途中か…

「珈琲のある週末。」にご来店の夫婦。
殿方は大概、文庫本を開いています。
“今日は、何を読んでいたのですか?”…。
“どんちゃん騒ぎの宴会(笑)”。
では、新年会の気分で読みましょう。
『修羅の宴/楡周平著』を完読しました。
主人公は銀行から繊維商社の社長として出向した滝本。
就任して数年で、黒字に転換させた手腕はあっぱれとしか言いようがありません。
“ごくろうさん。では繊維商社を一族に戻して君は銀行へ戻りなさい”。
それが銀行の通例か。
しかし、滝本は繊維商社を我が城にせんがため、
あらゆる手段を使って強固なものとして築き上げていく。
先見の明だったのはプラザ合意、内需拡大、低金利になると予想したまで。
大きく大きく膨らみました。
そしてそれは、弾かれてはなりません。
それどころか、大きく膨らみつづけるように見せなければならない…。
バブル経済の見極めを間違えた彼の運命は想像できるでしょう。
今、同時進行で『花咲舞が黙っていない』を読んでいるところ。
どちらも、飛び出す金額が桁違いです(驚)。
70代の滝本にとって宴は、もう一本締めの頃合いか。
いいえ、終わりなどありません。
新年会の気分はお開きです。
それでも、「珈琲のある読書。」はいつでもえんたけなわでしょ↑。

バブルの絶頂期に滝本と会った佐奈の"今”も気になります…。バブルの絶頂期に滝本と会った佐奈の”今”が気になります…。


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