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2015-09-23

季節風に乗ってどこまでも↑…

「珈琲のある昼下がり。」の紳士からお借りしたのは、
まだアラジンのストーブが活躍したころだった気がします…。
ゆーあのIce珈琲が夏衣ブレンドからブラジルへと変更になるころに、
『季節風 夏/重松清著』を完読しました。
夏といえばキラキラのまぶしい季節なのですが、
何も麦茶が勢いよくゴクゴクしながらでなくても、
アイスキャンディーを頬張りながらでなくてもいいでしょう。
本格的な秋を迎えるこのごろにふさわしい短編がいくつもありました。
『タカシ丸』-。
外泊許可の出たお父さんと夏休みの宿題で船を作ることになった雅也。
接着剤のついた指でべたべたさわった赤いセロファンの帆はご愛敬でしょう。
雅也が大人になるまで絶対に壊れない。
“半分沈みそうになりながら”もゆっくり確実に前に進むのみじゃないですか。
世界で2番目に好きだったお父さんは、1番の母親とはうーんと差があります。
そんなお父さんの膝に抱きついて何も言うことなく、
ひたすらに泣きつづけるシーンに頁をめくる手がふるえました。
“最近、読むペースが早いじゃん”とご来店はやっぱり昼下がり。
またまた数冊お借りしましたので、「珈琲のある読書。」は継続です。
タカシ丸のように、ゆっくり確実に進めましょうか↑。

テルくんよ、僕も最後の見送った球はストライクではないと思う…。テルくんよ、僕も最後の見送った球はストライクではないと思う…。


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