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2019-02-23

大根はおでんに、菜飯に…

「珈琲のある週末。」にご来店の紳士が、
年末年始に愛読していた小説は、歴史ものでした。
『無私の二本人/磯田道史著』-。
たとえば、大根を1本もらったとしましょう。
僕なら、まるっと全部お腹へと歓迎します。
ひょっとすると葉のところは、遠慮するかもしれません。
ところが本編の登場する主人公は上記の選び方はしないのでは?…。
お腹が空き空きなのに、葉っぱだけ、または何も頂戴しない。
まさに無私でした。
特別何もしないという意味の”無”でもありません。
廃れていく宿場町の未来を考え、
儒学の道を究めんがために、
そして無が故に歌と陶芸に長けた…。
そんな3人の人生を追いかけます。
でも、無でなければ残すべきものが残っていたともいえるでしょう。
有であれば、芸術とか観念、風土なんか現代と少し違っていたかもしれません。
日本人の幸福を発見した3人。
「珈琲のある週末。」にご来店の紳士は、ゆーあブレンドをご愛飲で幸せそうな顔でした。
幸せなハズっ↑。

利子だけで生活はできないものかと思う僕は、確実に有私です(苦笑)。


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