2023-02-22
北京町は岐阜だと柳ケ瀬!?…
行ったことがないから、歴史や地名はかなり疎い。
そうだ、いつも珈琲豆をお求めのあの成年は確か愛媛出身だったっ。
ゆーあで「珈琲のある昼下がり。」を過ごす紳士よりお借りした文庫本です。
『夏至のウルフ/柏木伸介著』-。
事件の現場は、どれも愛媛県内でした。
それもそのハズ、主人公は松山東署の刑事です。
ウルフこと、壬生千代人の目が光ったときが野生心が蘇るっ。
松山きっての繁華街”北京町”でデルヘリ嬢が絞殺された。
愛媛県警本部と松山東署は特別捜査本部を設置。
ピンク映画館に泊まる家なき壬生も応援に駆り出される。
走査線に浮かんだのは風俗店経営者だった。
被害者と愛人関係にあったらしいが、腑に落ちない。
周辺捜査を進めるなか、スイッチを切り替える壬生。
五感が研ぎ澄まされ、事件の断片が繋がる。
狩りは、愛媛のド田舎(ゴメンナサイ)で行われていたのか。
これが岐阜なら、あそこは柳ケ瀬あたりで、あそこは関市あたりか。
いやいや、もっとディープなエリアなのかも。。。
超がつくほどのローカルな警察小説でした。
きっと、成年も故郷を懐かしんで読むというに違いない(笑)…。

関連記事
コメントを残す