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2014-11-17

僕なら手網ロースターを持参でしょ!?…

秋色深まるこのごろなので、僕の「珈琲のある読書。」はスムーズです…。
塾の講師をしている青年から借りた『空ばかり見ていた/吉田篤著』を完読しました。
鋏だけを持参して、世界中を周るホクト。彼の職業が必殺! 調理人か!?
いいえ、海辺や酒場、路上と至るところでパサパサパサパサっと理髪人でした。
世界中と言っても現実味のない舞台が多く、どこか坦々と事が進みます。
酒場で古本屋の主、デニーロがぼやいていますが、これってどこかで読んだシーン。
さて駅の構内で置き忘れた鞄はその後、どうなるのかホクトは近くのコーヒースタンドで観察します。
1杯目が終わるころになっても誰も見向きもしません。誰かが気づいたころには2杯目。
そして3杯目を注文したところで何かが起こる!?
もう1杯、ゆーあブレンドはいかがでしょうか。
ひょっとしたら違った展開になっているのかもしれません。
古びた街の理髪店を営むホクトくんの物語。
僕も旅人になったみたいと言っても、5kg釜の焙煎機は持っては行けません(笑)…。

ペンギンくんは、ただただ『タイトルばかり見ていた』か…。ペンギンくんは、ただただ『タイトルばかり見ていた』か…。


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