toggle
2014-05-11

今日だから主人公はヤスたちでなく…

「珈琲のある昼下がり。」の紳士からお借りした図書館の書籍を完読しました。
『赤ヘル1975/重松清著』です。
主人公は当時中学1年生になる3人の丸刈り坊主です。
’75年って僕は5歳。中学生がかなり大人なイメージでした。
広島カープのヘルメットが黒から赤になったこの年のペナントレースがはじまり初優勝果たすまでのときを、
甘く切なく、青春を駆け抜けていく物語です。
3人組の1人、ヤスのお母さんがマナブの父親にそそのかされマルチ商法に無けなしのお金を叩きますが、
決してマナブや彼の父親を責めません。
むしろ騙された酒場の連中を諭すほどのおひとよし。
でもそれは、ずっと息子の親友であってほしいとの思いが怒りよりも勝ってのことでした。
女手ひとつで姉ちゃんとヤスを育てたお母さんに”あっぱれ”じゃないですか。
ときは経ち現在-。彼女はもう80は過ぎた歳となっているでしょう。
きっと1人で切盛りしていた酒場はありません。
ひょっとしてあるならば、1年生にしてエースで4番の生意気なせがれが営んでいる?
お母さん想いのせがれが、”ありがとな”ってプレゼントを贈っているでしょう。
僕は竜党ですが、北別府学や山本浩二がちょっぴり好きになったかも…。
期限迫る中、急いで完読…。まだぜひとも再読したいと思う物語でした。
改めてお貸しいただいた「珈琲のある昼下がり。」の紳士に感謝。
“さてしばっていくぞー”でなく、”さて焙煎です。”(笑)。

最後の最後で3人が広島のキャップをかぶって"はいポーズ"。最後の最後で3人が広島のキャップをかぶって”はいポーズ”。


関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です