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2022-06-11

今まで築き上げたヒーロー像が…

ゆーあで「珈琲のある昼下がり。」を過ごす紳士よりお借りした文庫本です。
『失踪船の亡霊を討て/クライブ・カッスラー著』-。
いつものタフでクールな男が主人公か。
ところが、そうも勝手が違いました(笑)。
どんな苦境に陥ろうとも臆することなく、ユーモアを振りまくオースチン。
彼は相棒のジョー・ザバーラとともに事態を打開していく展開です。
嵐で遭難したヨットから、昔の恋人を救出するレスキューに失敗。
そのトラウマから酒とアスピリンに溺れる姿が冒頭に描かれています。
レスキュー現場でわずかな記憶から恋人が健在であることを確信。
でも、それは妄想ではないかと逆に精神の異常まで疑われてしまう。
内面の葛藤を抱える彼をバザーラとMUMA長官のダーク・ピットらが支援。
遭難事故の真相を突き止めようと決意する。
今回、20世紀初頭に消息を絶った蒸気船、ワラタの謎がテーマ。
大波による転覆か、爆発による炎上なのか。
手がかりのないワラタを著者の発想によって蘇らせました。
オースチンの復活によって、2つの謎が一挙に解決する、しない?…。
次回は、やっぱり今までにないヒーロー像として登場してほしいところです。

失踪船の亡霊を討て/クライブ・カッスラー著
それでも今、世界(アメリカか?)を救うのは彼しかいないのでしょう(苦笑)…。

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