2023-02-18
今、冷蔵庫にある野菜とお肉は…
今回のお献立は、名前のない野菜炒めと茹でとうもろこし、そして鯛茶漬けなど。
見た目、最初の野菜炒めは定食屋さんであったなら、?って思いませんか。
ゆーあで「珈琲のある週末。」を過ごす紳士よりお借りした文庫本です。
『神様の定食屋 ごちそうさま、めしあがれ/中村楓希著』-。
ひょんなことから神様と出会い、未練を残して魂に体を貸すのと引き換えに、
「料理の腕を磨きたい」という願いを叶えてもらっていた高坂哲史が主人公です。
前作から数か月経った今から物語ははじまりました。
いるのかな?
いなくなったはずの神様に話しかけると、まさかの返事が…。
どうやら未練を解決してくれる哲史のことが魂の間で話題となっているようでした。
未練を残した魂は、フュージョン!!とばかり哲史の体へ。
そして、満足してきれいに消えてゆく。
老いも若きも、現生にまったく未練なしっておかしくありませんか。
でも、彼らが教えたお品書きがずーっと残るからのいいのかもしれません。
名前のない野菜炒めは、やっぱり冷蔵庫にある野菜やお肉を適当に炒めた料理。
“てしおや”で、炒めものをお腹におさめた人物は更生することができたのでしょう。
でも、それが僕だったら更生するどころか荒れまくるやもしれません(笑)。

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