2023-08-30
ネットでお遊びはほどほどに…
ゆーあで「珈琲のある昼下がり。」を過ごす紳士よりお借りした文庫本です。
『欧米掃滅/トム・クランシー著』-。
アメリカ政府の情報機関、国家危機管理センター(オプ・センター)が、
世界各国の危機を敏速に解決するシリーズです。
ところが。。。といってもいい?
今回の舞台は、ネオナチズムが渦を巻くドイツと、
新ジャコバン派と称する極右組織の暗躍するフランス。
ヒトラーの蜂起を記念して開催している集会がドイツ中で盛り上がっている折、
ドイツとフランス両国の極右集団が共同して、
インターネットで人種差別ゲームで混乱を起こし、
国家の基礎を突き乱そうと企んでいる。
それを察知したオプ・センター。
ゲームはヨーロッパだけでなく、アメリカでも過激な行動をとらせ、
暴動を起こさせようとする企みが進んでいた。
それが国家掃滅ゲームだとはまだ気づかれていない。
そしてアメリカの情報起案のヨーロッパにおける情報収集が皆無に等しい。
そこからのスタートとなりました。
今回は情報官のボブ・ハーバードが大活躍。
シリーズ第3弾ですが、とっかえひっかえでオプ・センターの面々がヒーローと化します。
それが悪役があってのことでしょう。

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