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2021-03-31

“よい便り”とは言えないけれどっ…

主人公の朝倉恭介は正義の味方。
そういった概念を持って読みはじめました。
ところがどっこい、真逆じゃん(笑)。
ゆーあで「珈琲のある週末。」を過ごす紳士からお借りした文庫本です。
『Cの福音/楡修平著』-。
父の転勤に伴い渡米した朝倉恭介。
彼は父の方針でフィラデルフィアのミリタリースクールに入学する。
創り上げた聡明な頭脳と強靱な肉体は必ず将来に役立つだろう。
結果的に役立った。
しかし、予定とはかなりかけ離れてしまう。
航空機事故で両親が他界。
そして恭介は、正当防衛で暴漢を殺害するところから道を外しました。
悪の世界に生き抜くためには、 聡明な頭脳と強靱な肉体 が必要不可欠。
舞台は米国から日本へと移る。
恭介が考えた完璧と言っていいほどのコカインの密輸。
決して明かされるはずがない秘密が、ひょっとしたことでほつれていく。
対決、正対悪ではなくて悪対悪の図式。
そんな才能があるのなら、社会に役立つことのためにすればいい?…。
そんなことを考えられない境遇が恭介にはありました。
『朝倉恭介と川瀬雅彦』?…。
この対決は見ものです。

Cの福音/楡修平著
著者の最初のころのハードボイルド小説。こちらもいいし、経済小説もいいっ↑…。


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