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2023-04-08

もののけにぴったりの時代小説!?…

奇想天外な設定とふねりの効いた展開、奇妙なユーモアが光る!?…。
ゆーあで「珈琲のある昼下がり。」を過ごす紳士よりお借りした文庫本です。
『紅き空虚の下で/高橋由太著』-。
全4話の短編集ですが、どれも現実的ではありません。
表題の”紅き虚空の下で”は、下界のおりてきた物体がヒロインでした。
なぜ、少女は殺されなければならなかったのか。
決してネコをいじめてはいけません。
“兵隊カラス”は、少年がなんで誘拐されたかを問い詰めます。
時代遅れの兵隊に助けられるのですが、それによって彼は違う意味で大きく成長。
彼の予想は的中するのですが、なんとも哀しい結末を迎えようとしている!?…。
こちらは決して、イヌをいじめてはいけないってことが教訓か。
時代小説家として名を馳せる著者。
またひと味違った時代小説に違いありません。

そこにしつこく質問攻めしようとは、社会科の先生だって困ってしまう…。

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