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2020-10-17

そしてNEKOでもないっ…

「珈琲のある昼下がり。」の紳士からお借りした文庫本です。
『猫に知られるなかれ/深町秋生著』を完読しました。
タイトルから予想するに猫が登場。
猫の一味が何かよからぬことを企てるのかもしれない!?…。
いいえ、猫とは『CAT』。
Cedant Arma Togaeの頭文字のつづった組織です。
戦後占領下のスパイアクションでした。
意味は、”武器は平服に譲るべし”。
戦場で生き抜いた永倉一馬が主人公です。
かつては香港憲兵隊に所属した彼ですが、荒はてた東京で目的もなく、
池袋の闇市で暴力団の用心棒をしていたところをスカウトされた。
組織のトップには信念がありますが、
訓練されてスパイとなった永倉にはそれがない。
彼を操ることによって、戦後からの復興に何が役立つのか。
小説どおりの設定なら、当時の東京のさまはとても悲惨です。
さまざまな葛藤を抱きながら戦いつづける永倉にカッコよさを感じました。

猫に知られるなかれ/深町秋生著
ニャーオ…。ゆーあの前をとおる1匹の猫。ヤツもこの組織に所属している!?…。

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