そして、その次がアートの佐久島っ…

愛知県にある島と言えば…。
まずは日間賀島でしょう。
まだ行ったことはありませんが、ぜひたこ三昧の旅行を楽しみたい。
で、ほかの島は?
うーん、思い出せません。
ゆーあで「珈琲のある昼下がり。」を過ごす紳士よりお借りした文庫本です。
『麻倉玲一は信頼できない語り手/太田忠司著』-。
死刑が廃止されてから28年が過ぎようとしている。
日本に生存する最後の死刑囚・麻倉玲一は、離島の特別拘置所に収監されていた。
フリーライターの熊沢克也は、死刑囚の告白本を執筆するため取材に向かう。
自分は”人の命をジャッジする」とうそぶく麻倉。
熊沢は激しい憎悪感を抱くが、次々と語られる彼の犯した殺人は、
驚くべきものばかりだった。
そして、廃止されたとはいえ、麻倉の最後の日を迎えようとしている。
執行を見届けるのは、拘置所のスタッフと熊沢のみだったが…。
そこから一転して、熊沢の生きている世界が変わってしまう。
クライマックスの落としどころにまさにミステリーさを感じました。
さて、特別拘置所のある離島とは、三河湾にある小さな島。
リゾートホテルを建て、観光名所とするはずでしたが廃墟となっています。
賢島の次に出てくる島はそこではありません。
やっぱり篠島っ。
ぜひ、ふぐ三昧の旅を楽しみたい。