2014-03-25
この道を真っ直ぐドライブ↑…
「珈琲のある昼下がり。」の紳士よりお借りした文庫本を完読しました。
萩原浩著の『あの日にドライブ』です。
主人公の伸郎は僕と同世代。
今は営業成績の上がらないタクシーの運転手ですが、前職は都市銀行の超エリートでした。
どこの曲がり道を間違ったのでしょう。。。
学生時代につきあいのあった女性にストーカーまがいのことしたり、
憧れでもあった出版社に行ってみてはがっかりしたり…。
妄想が妄想を呼び、果たして現実に満足するのでしょうか。
何が成功で何が失敗だったのか、考え方は十人十色。
もし、もしも人生やり直せるとすれば、いつに戻ります?
大学進学のときか就職活動のとき、好きな女性に告白したときか…。
ブラックジョークの連続ですが、結末はそう、黄金色の菜の花畑でした。
タクシーの会社を退職した同僚の山ちゃんが、ブランク2年もなんのその。
競輪選手に見事復活して、トップ中のトップとなることを望むっ!!
ストーリーの展開からすると、そんなことはあり得ないか(笑)。
本日の「珈琲のあるお仕事。」はお開きです。
“今夜は秋刀魚の生姜煮よ”と愛妻。よし真っ直ぐ、おうちに帰りましょう。
真っ直ぐではゆーあにたどり着きません。そこのT字路を右折してください(笑)。
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