2023-04-26
おもな登場人物を繰り返し…
“われわれは、どこからきてどこへ行くのか”。
なんだか永遠の問答でもあるかのよう。
そしてそれは仏教の世界にも感じられなくもありません。
でも、ダビンチ・コードの著者であるから西洋の宗教か。
いいえ、少なからずも仏教も関係していました。
ゆーあで「珈琲のある昼下がり。」を過ごす紳士よりお借りした文庫本です。
『オリジン/ダン・ブラウン著』-。
今回の舞台はスペインで、宗教象徴学者のラングトンが主人公です。
彼はスペインのグッテンアイム美術館を訪れていた。
“われわれは、どこからきてどこへ行くのか”。
元教え子のカーシュが人類最大の謎を解き明かす映像を発表する場に立ち会う。
しかし、発表の直前にカーシュは額を撃ち抜かれ絶命。
一体だれがなんのために犯行に及んだのか。
ラングトンと美術館館長のアングラは、だれも信用できない状況の中、
逃亡をしながらカーシュの残した人工知能、ウィンストンの助けを借りて謎に迫る。
スペインと言って思い出す観光名所を3日間でめぐる旅といってもいいか。
世界の全宗教がなくなってしまう?…。
ヒントはDNA、AIなど最近ニュースで話題のアルファベットの数々。
なかなかスリリングな旅でしたが、僕には10日間も要してしまいました(笑)。

関連記事
コメントを残す