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2022-11-12

おっちょこちょいのせいで(泣)…

ゆーあで「珈琲のある昼下がり。」を過ごす紳士よりお借りした文庫本です。
『霊長類南へ/筒井康隆著』-。
その日、世界が終ろうとしていました。
一体、だれの仕業なのでしょう。
アメリカでもソ連でもありません。
今や、ソ連は存在しません。
なので、物語は今よりもちょっと前のこと。
でもありえないことでもないか。
みんなが憶測しますが、わかったころにはあとのまつり。
それぞれの国でそれぞれ大パニック。
そして日本も同様にパニックによるパニックです。
国会議員にジャーナリスト、テレビ業界の者ども、
そしてすべての国民が、”我こそが生き残るべし”と暴れ出します。
そのさまを描くのは著者の得意中の得意ではないでしょうか。
思う存分、描き尽くしています。
ハードボイルドな新聞記者を主人公。
でも途中でバトンタッチして、最後の最後まで生き残っていたのは意外な動物でした。
ハチャメチャです。
でも、ホントにハチャメチャなことが起こるやもしれない。
きっかけがこうであったなら、余計にやるせなさすぎ。。。
ブラックユーモアな「珈琲のある読書。」でした。

ブラックユーモアたっぷりの著者のシリーズがしばらくつづくっ…。

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